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レビュー|seagate(シーゲイト) barracuda st2000dm008はコスパの良い内蔵ハードディスク

この記事は約26分で読めます。
seagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクst2000dm008

パソコン上でデータの保存するに必要不可欠なHDD、様々なメーカーから多種多様なHDDを販売している中で

本記事では、seagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクst2000dm008について特徴や製品仕様の紹介・実際に購入して使ってみてどうなのかをレビューしていきます!

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seagate(シーゲイト) barracuda2TB内蔵ハードディスクのst2000dm008

seagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクst2000dm008外箱表面

こちらが今回、紹介するseagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクのst2000dm008になります。

Amazonで¥6,823円で購入しました。

年々とHDDの価格が下がってきている中で、2TBの容量のものが¥6,000円台でと言うのは結構安いです。

外箱の表面は、カッコ良い感じの絵面になっています。

seagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクst2000dm008外箱裏側

箱の裏面には、seagate(シーゲイト) barracudaシリーズとseagate(シーゲイト) barracuda Proシリーズのそれぞれ製品特徴が書かれています。

barracudaシリーズの特徴
  • barracudaは、標準的なPC使用環境で1日8時間かける5日稼働、日常的な使用に最適なハードディスクドライブ
  • Multi-Tier Caching Technology™がインテリジェントな多層システムでデータを高速転送
  • PCアプリケーションを想定した、年間55TBの作業負荷率
  • 製品2年保証
seagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクst2000dm008外箱側面

箱の側面には、barracudaシリーズとbarracuda Proシリーズの容量のラインナップとインターフェース、厚さの記載がされています。

今回は、2TBを購入しましたが、barracudaシリーズでは、最大8TBまで取り扱いがあります。

さらにbarracuda Proシリーズでは、倍近くの最大14TBまで取り扱いがあります。

barracudaシリーズ 容量ラインナップbarracuda Proシリーズ 容量ラインナップ
500GB2TB
1TB4TB
2TB6TB
3TB8TB
4TB10TB
6TB12TB
8TB14TB
あれこれ君
あれこれ君

容量のラインナップが豊富だ!

HDD本体の厚さですが、今回は2TBなので26.11mmとなります。

barracudaシリーズの厚さ
  • 19.99mm(500GB)
  • 20.20mm(1TB)
  • 26.11mm(2-14TB)

勿論、記録領域が多ければ多くなるほどHDD内のプラッタの枚数が増えるためHDD自体の厚さは厚くなっていきます。

プラッタ(Platter)とは、ハードディスクドライブやフロッピーディスクと呼ばれる磁気ディスク装置の、平滑な円盤状の記録用部品のことである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』プラッタ

今回は、別のHDDは用意していないので比較はできませんが…

ただ、厚くなると言ってもほんの数ミリなので目で見て分かるか分からないぐらいで、たった数ミリでPCケースに取り付けが出来なくなるようなことは無いでしょう。

製品仕様

seagate(シーゲイト) barracuda st2000dm008の製品仕様ですが、以下の通りになっています。

ブランドseagate(シーゲイト) barracudaシリーズ
モデル番号ST2000DM008
容量2TB
セクターあたりのバイト数4,096
ヘッド/ディスク2/1
インターフェイスSATA 6GB/s
SATA転送速度対応(Gb/秒)6.0/3.0/1.5
最大連続データ転送速度(MB/秒)220MB/秒
キャッシュ256MB
ロード/アンロード・サイクル300,000
回復不能読み出しエラー率(ビット読み出しあたり、最大)10E14あたり1回
年間通電時間 (24×7)2,400
作業負荷率制限(TB/年)55
製品保証期間(年数)2
起動電力 (A)2
標準動作モード (W)4.3
アイドル時の平均消費電力 (W)3W
スタンバイ/スリープ・モード、標準 (W)0.3/0.3
ノイズ値を含む電圧許容差 (5V)±5%
ノイズ値を含む電圧許容差 (12V)±10%
動作時(周囲温度、最低)0°C
動作時(ドライブ・ケース、最高)60°C
非動作時(周囲温度)-40°C – 70°C
ハロゲン・フリー対応
RoHS準拠対応
高さ(mm/インチ、最大)20.2mm/0.795インチ
幅(mm/インチ、最大)101.85mm/4.01インチ
奥行き(mm/インチ、最大)146.99mm/5.787インチ
ハードディスクフォームファクタ3.5インチ
対応デバイスデスクトップパソコン
ハードディスクの回転速度7200 毎分回転数
重量(g/ポンド)415g/0.915ポンド
カートンあたりの数量25
パレットあたりのカートン数/レイヤーあたりのカートン数40/8

様々な事が細かく書かれている中で

あれこれ君
あれこれ君

色々書いてあって良く分からない…

そう思う方に下記の4項目だけ見ると良いでしょう。

  • インターフェース
  • キャッシュ
  • ハードディスクの回転速度
  • 最大連続データ転送速度

それぞれについて軽く説明していきたいと思います。

インターフェースについて

インターフェースとは、HDDをパソコン等に接続する規格の事を言います。

中でも現在主流な規格としてSATA規格と言うものがあります。

SATA規格は、SATAⅠ(1.5Gb/s)・SATAⅡ(3Gb/s)・SATAⅢ(6Gb/s)と3種類の規格が存在しSATAⅢが現在、最新の規格

SATA規格以外にも旧規格としてIDE規格がありますが、今回説明は割愛します。

製品仕様を見るとseagate(シーゲイト) barracuda st2000dm008は、SATA 6GB/sと言う表記がされているため、最新規格のSATAⅢが使われていることが分かります。

キャッシュについて

HDDにおけるキャッシュとは読み書きをするためのデータを一時保存するためのメモリーの事を言います。

キャッシュの容量が多ければ多いほどデータの読み書き速度が速いと言う特徴があります。

ですが、さすがにSSDの読み書き速度には敵いません。

現在、一般的に売られているHDDのキャッシュ容量は8MB~512MBの物があります。

製品仕様を見るとseagate(シーゲイト) barracuda st2000dm008のキャッシュ容量は、256MBあるので、十分キャッシュの容量があると言えるでしょう。

ハードディスクの回転速度について

HDDの回転速度とは、1分間当たりのプラッタの回転速度の事を言います。

回転速度が速いとその分、処理速度が速いと言う利点がありますが、故障率が高くなるという欠点があります。

HDDの回転速度は5400rpm・7200rpmの2種類存在します。

製品仕様を見るとseagate(シーゲイト) barracuda st2000dm008のハードディスク回転速度は、7200毎分回転数を採用されています。

最大連続データ転送速度について

最大連続データ転送速度とはその名前の通りHDDの連続したデータを最大どれぐらいのスピードで転送できるか数値(MB/秒)で表したものです。

転送速度が速いほどHDDの読み書き速度が高速になりパソコン上でのあらゆる作業が早くなります。

HDDによって転送速度は変わりますが、HDDの回転速度が7,200rpmの物は、転送速度が130~220(MB/秒)が多いです。

HDDの回転速度が5,400rpmの物は、転送速度が80~140(MB/秒)ぐらい

seagate(シーゲイト) barracuda st2000dm008の最大連続データ転送速度は、製品仕様を見ると220MB/秒なので十分速いと言えるでしょう。

同梱品

seagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクst2000dm008同梱品

続いてseagate(シーゲイト) barracuda st2000dm008の同梱品について紹介していきます。

まず箱の中身を全て出してみると以下の同梱品が入っています。

同梱品
  • seagate(シーゲイト) barracuda st2000dm008 HDD本体
  • カスタマーサポートの紙

それぞれ見ていきましょう。

seagate(シーゲイト) barracuda st2000dm008 HDD本体

seagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクst2000dm008本体梱包状態

こちらが外箱から取り出した状態のハードディスク本体です。

外はプチプチの梱包材でしっかりと梱包されています。

seagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクst2000dm008本体外梱包を外した状態

プチプチの梱包材を外すとプラスチックのケースと一緒に袋に入った状態で出てきます。

seagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクst2000dm008本体表側

全て外して中身を取り出してみました。

HDD本体の表面にはseagate(シーゲイト)のシールが貼ってありバーコードやQRコードが記載してあります。

シールの右やや下あたりに中国製との記載がされていました。

seagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクst2000dm008本体裏側

HDDの裏側はこんな感じになっています。

HDDによっては裏側の面半分ぐらいが基盤になっていたり丸出しになっている物もありますが、こちらはそうではないみたいです。

HDD本体を持つときに個人的には出来るだけ基盤面には触りたくはないので、基盤が隠れているHDD本体の方がありがたいです。

あれこれ君
あれこれ君

基盤が隠れていた方が何かと持ちやすいしね。

seagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクst2000dm008本体側面側

側面から見るとこんな感じです。

側面には、パソコンケースに固定する用のネジ穴が3か所あり両サイドに穴が開いているので、計6か所穴があります。

カスタマーサポートの紙

カスタマーサポートの紙表側

こちらは、HDDが入っていた箱と一緒に入っているカスタマーサポートの紙です。

あまり使う事は無いかも知れませんが、HDD本体の不具合や不明な箇所があれば下側に記載している連絡先に問い合わせをしてみると良いでしょう。

カスタマーサポートの紙裏側

裏面には、是非レビューをして下さい!と言う記載がされています。

HDDベンチマークソフトで性能をチェックしてみた。

HDDベンチマークで性能をチェック

CrystalDiskMark 8.0.4cATTO Disk Benchmarkの2種類のベンチマークソフトを使いseagate(シーゲイト) barracuda st2000dm008HDDのベンチマークをしてみました。

  • CrystalDiskMark 8.0.4cのインストールはこちらから
  • ATTO Disk Benchmarkのインストールはこちらから

CrystalDiskMarkでベンチマーク

CrystalDiskMark

まずCrystalDiskMarkでベンチマークを行います。

CrystalDiskMarkでは、シーケンシャルアクセスランダムアクセスの読み書き速度を16MB~64GBまでの13種類のデータ量を使用して測定することが出来ます。

テスト測定する回数も選択することができて、最終的に表示される数値は、テストした回数の中から最も良い数値が表示されます。

使用できるデータ量
  • 16MB
  • 32MB
  • 64MB
  • 128MB
  • 256MB
  • 512MB
  • 1GB
  • 2GB
  • 4GB
  • 8GB
  • 16GB
  • 32GB
  • 64GB

今回は、上記の13通りのデータ量を使用してそれぞれのシーケンシャルアクセスとランダムアクセスの読み書き速度を5回ずつ測定してみました。

  • 16MBで測定した結果
CrystalDiskMark 16MBで測定した結果
  • 32MBで測定した結果
CrystalDiskMark 32MBで測定した結果
  • 64MBで測定した結果
CrystalDiskMark 64MBで測定した結果
  • 128MBで測定した結果
CrystalDiskMark 128MBで測定した結果
  • 256MBで測定した結果
CrystalDiskMark 256MBで測定した結果
  • 512MBで測定した結果
CrystalDiskMark 512MBで測定した結果
  • 1GBで測定した結果
CrystalDiskMark 1GBで測定した結果
  • 2GBで測定した結果
CrystalDiskMark 2GBで測定した結果
  • 4GBで測定した結果
CrystalDiskMark 4GBで測定した結果
  • 8GBで測定した結果
CrystalDiskMark 8GBで測定した結果
  • 16GBで測定した結果
CrystalDiskMark 16GBで測定した結果
  • 32GBで測定した結果
CrystalDiskMark 32GBで測定した結果
  • 64GBで測定した結果
CrystalDiskMark 64GBで測定した結果

seagate(シーゲイト) barracuda st2000dm008の製品仕様を見ると最大連続データ転送速度は220MB/秒と記載されていますが、それぞれシーケンシャルアクセスの読み込み速度に関しては、仕様以上のスピードが出ていました。

シーケンシャルアクセスの書き込み速度は、16MB~128MBまでは転送速度低く出ましたが、それ以上は概ね仕様通りと言った所です。

ランダムアクセスの読み込み速度は、16MB~128MBまでは、多少転送速度が出ていたものの256MBを超えると一気に転送速度が落ちます。

ランダムアクセスの書き込み速度に関しては、16MB~64GBまで終始ほぼ速度は出ていないと言う結果になりました。

ATTO Disk Benchmarkでベンチマーク

ATTO Disk Benchmarkでベンチマーク

続いてATTO Disk Benchmarkでベンチマークを行います。

ATTO Disk Benchmarkでは、512B~64MBまでのブロックサイズ別のシーケンシャルアクセス読み書き速度を測定することが出来ます。

ATTO Disk Benchmarkで測定した結果

測定した結果、32KBまでは、シーケンシャル読み書き速度共に遅い(1KBまでは、書き込み速度はほぼ出ていない)ですが、64KBからシーケンシャルアクセスの読み書きどちらとも一定速度は出て安定してくると言う結果になりました。

まとめ

seagate(シーゲイト) barracudaシリーズ2TB内蔵ハードディスクは、比較的安く購入することができる中で性能に関しては、インターフェースは最新規格のSATAⅢでキャッシュ容量は256MB、ハードディスク回転速度は毎分7,200回転と申し分なく、転送速度もベンチマークした結果一定水準は出ているため個人的には、コスパの良いHDDだと感じました。

最後に良かった点と悪かった点を挙げましたので購入を考えている方は参考にして下さい!

  • 価格が安い。(¥6,000円台で購入できる)
  • 2年間の保証付き。
  • HDDの梱包がしっかりしている。
  • シーケンシャルアクセスの読み書き速度は、一定以上のデータ量では概ね仕様通り(読み込み速度に関しては仕様以上)出る。
  • PCに接続するSATAケーブルや固定ネジは付属してこない。(別で購入する必要がある)
  • データ量が少ないうちはシーケンシャルアクセスの読み書き速度があまり出ない。
  • ランダムアクセスの読み書き速度は遅い(HDDだから仕方なし)

この記事を見て気になった方は下記の各リンクより購入することができますので、良かったら買ってみて下さい!

本記事で紹介したseagate(シーゲイト) barracuda2TB内蔵ハードディスクst2000dm008こちら!
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